中学受験の特殊性

中学受験の特殊性② 方程式が使えない?

中学受験は基本的に小学校のカリキュラム内での学力を問う試験です。

したがって元来中学で習う範囲である方程式を使うことはタブーとされています。

しかし、中学入試には解答だけを問う問題もたくさん出ますし、受け入れる中学自体が「方程式を使うと減点する」と明示しているわけではありません。

そういう意味では方程式を教えるのも一つの方法でしょう。

ただし、解き方を問う問題で方程式を使って解くと減点される可能性のあることも忘れないようにしてください。

また、一部の学校の入試問題では方程式を使って解くと極端に有利になるような問題は避けるようになっていますので、やはりベースは「算数」で考えることを重要視するようにしましょう。

「どうせ方程式で解けるのに算数で考えるなんて無駄」と思われるかもしれませんが、将来文章題から読み取って方程式を作る能力のベースになるのは「算数」です。考え方の基本を知っていることは将来も必ず生きるので、しっかり勉強させてあげてください。

では今回はこの辺で。



中学受験の特殊性① 進学塾のカリキュラムについて

中学受験を経験したことが無い親御さんが初めてお子さんを受験させようと考える場合、いくつかとまどう点があると考えられます。

まず、①進学塾のカリキュラムについてです。

中学受験を目指すお子さんの場合多くは大手進学塾へ通うことになります。

中学受験の進学塾というのは塾によってそれぞれ強烈な個性が有り、経験したことのない方にとってはそのカリキュラムの全体像がなかなか理解できないと思います。

大手進学塾は中学受験のプロなので、小学校6年生の時点でいかに実力をつけるかということを念頭においてカリキュラムを組んでいます。

しかし、例えばお子さんが小学校4年生の段階では塾側には見えているカリキュラムの全体像が親御さん側には見えていないのです。

ですから、お子さんが何を重点的に学習したらよいのか、中学入試に合格するためには現段階でどの程度の勉強をすればよいのか、といったことが各時点で見えないのです。

そして、いよいよ入試を迎えるという時点になって初めて「小学校4年生の時点ではこうして、5年生の時点ではこうして、こういうところを気をつけていれば...」という風になってしまう可能性があります。

このような事態を避けるために、ペースメーカーとして中学受験経験のある家庭教師をつけることは一つの方法だと思います。

家庭教師を探す際、できる限りお子さんが現在通われている塾出身、もしくはその塾に通っていた生徒の指導経験がある方を探してください。中学受験の学習塾というのはそれぞれ個性が強く、それに対応するには経験が必要になりますので。

では今回はこの辺で。